4月の初め、金曜日の夜に東京から京都へ。土曜の夕方には帰京。春の京都は穏やか。そして活気に満ちていた。
1日目 新幹線移動 東京→新大阪 / たこ焼き かざぐるま
金曜日午後。仕事中に奥さんから「桜を見たい！京都で！」と連絡有り。着替えだけ持ってきてもらい東京駅に集合。先ずはたこ焼きを食べるべく19:30の新幹線で新大阪まで。20:30到着。新大阪駅近くの居酒屋（はぐるま）で、たこ焼き、串カツ、台湾風？の揚げ鶏を食べる。お店は思った以上に中が広く、空気の綺麗さ(？)が売りみたい。駅近でサクッと飲めたのでよかった。他にもお客さんは多かったけど、広々していて快適。ホテルは二人で4000円ちょっとのビジネスホテル。コスパ良し。金曜のうちに移動を完了させ、週末のスタートダッシュを決めた気分。
２日目 午前 錦市場で食べ歩き / 八坂神社でお花見
翌朝京都へ向かう。9時頃、京都駅着。コインロッカーに荷物を預け、錦市場へ向かう。地下鉄で四条(しじょう)駅へ。そこから徒歩で錦市場へ。午前中だからか人もまばらで、快適に散策出来た。お店も営業開始したばかりで、商品を並べている途中のお店もある。魚介類のお店も多く、見ているだけで楽しい。市場の中程に差し掛かると、なんともいい匂いが。アロマのような気持ちが良い香り。発生源はお茶屋さん。フワッと香る香ばく若々しい香り。お腹が減ってきたので揚げたてコロッケを食べる。揚げ物は揚げたてが一番。その後の苺大福はまあまあでも、見た目は好き。肉寿司はもちろん美味しいし、しっかり高い。湯葉コロッケはまあまあ。好きなものを少しずつつまみながら散策するのがとても楽しい。
空腹も治まったので、市場から八坂神社へ向かう。神社へ近づくにつれ人が増えてくる。大通りの突き当たりに大きな鳥居が見えてきた。これぞ観光地という活気に満ちた雰囲気と春の陽気が相まっていい感じ。中へ入ると登り道が続く。途中には桜の下に飲食スペースがあり、大勢がお花見中。雰囲気が大変良い。登り切ると広場（円山公園）になっているので、そこで休憩。屋台が沢山出ていてお祭りみたい。自粛自粛の２年間が終わりを告げているような気がした。
2日目午後 清水寺までの道のりと胎内巡り
暫しの休憩の後、清水寺へ向かう。道中がまた良い。二年坂を通る。途中、八ツ橋の西尾（本家西尾八ツ橋清水寺店/食べログ）でソフトクリームを買い、店内でいただく。店で流れる八ツ橋の作り方の紹介VTRがなかなか面白い。ソフトクリームに刺さっている八ツ橋が美味しい。俺は生より固いやつが好き。お店の2階はレストランになってるみたい。行列が出来てた。
八ツ橋屋を出て、清水寺へ向かう。お寺に近づくにつれ人が増えていく。途中でキュウリの一本漬けを購入。今回の旅行で一番美味しかったのがこのキュウリ(京・お漬物処やました)。晴れた空にキュウリの緑が映える。味も爽やか。
清水寺はさすがの人の多さ。何度か入場したことがあるので、あえて入場せず。行列嫌いの俺は渋ったが、奥さんが「絶対にやりたい」と言って渋々並んだ胎内巡り。奥さん大正解。良かった。真っ暗な中を感覚を研ぎ澄ませて歩く。前に10人くらい並んでいたが、5分くらいですぐに入れた。ラッキー。胎内巡り自体は、なかなか面白い経験なので、もう一度やっても良いとすら思っている。その後、清水寺から五条駅に向かって歩き出す。
2日目帰り道 食べ歩きと鴨川 / うどんと帰郷
帰りは下り道。細い通りなのに車通りが多い。ほとんど渋滞しているので、歩いた方が早い。途中でお洒落なドーナツ屋さんを発見（loose kyoto）。揚げたてふわふわの優しい味のドーナツが美味い。お店のお兄さんが最後に「良い1日を」っと一言。かっこいい。さらに近くにネギと豚を包んだ饅頭を売っている店を発見。名前は忘れた。味はまあまあ。
そのまま坂を下り終えてしばらく歩くと、鴨川。川辺に座り少し休憩。青空に穏やかな川の流れが気持ちいい。ジャケット、革靴を脱ぎ、リラックス。見た目は仕事サボりのサラリーマン。京都で就職したらこんな感じかぁと、京都のサラリーマンの皆さんに失礼なことを思いながらもゆったりと時が流れる。が、もしお弁当を食べるなら要注意。油断している人間をトンビがいつでも狙ってる。五条駅へ向かう。
出汁が食べたいという奥さんのリクエストで七条駅で降り、鍋焼きうどんの店に（糸ちゃん / 食べログ）。店は割と居酒屋感満載。爽やかさはない。うどんは出汁が効いているというよりも、濃いめの味付けでガツン系。これはこれで美味しい。飲みの締めって感じ。一緒に頼んだミノの天ぷら？も美味かった。これぞおつまみという味付け。お酒を飲みに行くには良いお店。あと喫煙OK。お店から歩いて５分で京都駅。そこからビュンと東京へ。東京駅着が18:30。
短いながらも、桜と京都を感じつつ、いろんなものをつまみ食いする春の旅。とても満足。じゃ。
